空飛ぶでこぽん

石橋をたたいて渡る小心者が、個人手配で旅しています。2017年JGC入会

海外旅行でプリペイドSIMを使うなら、これだけは理解しておかないとダメ!

海外旅行でいつものスマホを安く使う方法

 

海外旅行では使い慣れたいつものスマートフォンの方が便利。

でもWi-Fiルーターのレンタルは、渡航地によっては費用がかさむ&空港等での待ち時間が面倒です。各携帯キャリアのプランは・・・ですよね(・_・;)

でこぽんはもっぱら現地で利用できるプリペイドSIMを使っています。

 

じゃあ、どうやったら使えるの?という方に送る、

海外でプリペイドSIMを使う

~準備編~です

 

やることは2つ

1.SIMフリースマホを用意する

2.旅行先で使えるプリペイドSIMカードを購入する

 

これだけ?

そうなんです。簡単ですよね。

でも、事前にやっておかなければいけない事や理解しておかないといけない事がいくつかありまして、それを無視して使った結果、「使えない」と判断される方が多い様な気がします。

 

旅行先で後悔しない為に、基本の基本だけ理解しちゃいましょう。

 

 

1.SIMフリースマホを用意する

2018年現在、国内の大手キャリアで発売されているスマートフォンは、ほぼSIMフリー端末化できます。 

’できる’というのがポイントで、大手キャリアから発売されるスマホの場合は、最初からSIMフリー端末ではないのです。

細かい事は、各キャリアHPやショップにおまかせするとして、ざっくりいきます。

 

・現在使用しているSIMカードのサイズを確認する 

 標準・Micro・Nanoの3種類のどれに分類されるか、チェックして下さい。

・現在使用しているスマホSIMロックを解除する

 キャリアがdocomoausoftbankスマホの場合、発売時期によって多少異なりますが、基本的に、各キャリアホームページ上でSIMロック解除手続きが行えます。

(端末購入から100日以降でなければSIMロック解除できないなどの縛りがありますので、ご注意ください。過去、同一回線でSIMロック解除をされている場合は、購入直後でも、前回のSIMロック解除から100日経過していれば即時可能など、ちょっとややこしいので、きちんと条件を読んでおいてください)

HPでの手続きをお勧めする理由は、ショップや電話でお願いする場合には必要となる手数料3000円が必要ないこと、待つこともなく好きな時間に手続きできること、行う作業も簡単だからです。

ホームページでの手続きでは、

SIMロック解除コードを入力するにあたり、普段使っているSIMカードとは別会社のSIMカードが必要になる

ので、

手元に他社のSIMカードを持っていない場合は、旅行先でSIMカードを入手してから作業を行うことになります。

※後述しますが、日本で購入できるものもあります。


ホームページで手続き申請をして、SIMロック解除コードが発行されただけでは、

実際に使うスマホ端末のSIMロックは解除できていない

ことを認識する

そして、

SIMロック解除コードを控え、必ず旅先に携帯する!

これ、うっかり忘れる方がいらっしゃるみたいで、失敗談としてブログに書かれている方がいらっしゃいました。

そうそう、自身のスマホに控えてもいいのですが、コピー&ペーストはできません。

新しいSIMカードを入れた際に、最初の画面で入力することになるので、事前に確認してからSIMカードを入れ替え、入力するという作業が必要になります。

 

 

2.旅行先で使えるプリペイドSIMカードを購入する

旅行先で使えるSIMカードを探す際、でこぽんは「行先名」と「プリペイドSIM」というワードで検索し、いくつかのSIMカードと出来ればプラン名を知ることから始めます。最安値を調べようと思うと疲れますが、納得できる価格の商品を見つけるだけならそこまで苦労せずとも見つけられると思います。

ストックが出来たら、自分のスマホで使えるSIMカードであるかを確認します。

確認ポイントは2つ

SIMカードサイズが一致するか

 1で確認したSIMカードサイズが提供されていること。勝手に合うサイズに切れば使えるというものではありません。(ICチップが読み込めれば、勝手にカットしても使えないことはないですが)

・周波数帯域がマッチしているか

 スマホには、それぞれ電波を拾える’周波数帯域’が定められています。そして、電波を供給する側も、すべての周波数帯域をカバーしているわけではなく、特定の帯域のみに対応しています。

 つまり、

自分のスマホの帯域SIMカード側がカバーしている帯域が合っていなければ使えない

ということです。

適当に安くて評価が高いプリペイドSIMを買えばいいわけではありませんので注意しましょう。

逆に言えば、帯域が合っており、かつLTE提供エリアならば、サクサクといつものスマホが動いて便利なことこの上ないんですけどね。

 

自分のスマホの周波数帯域を確認する方法

 「対応周波数帯」として、キャリアHPに記載されています。

例)docomoの場合

www.nttdocomo.co.jp

世界各国で同一モデルが発売されるiPhoneは、割と帯域が広く、ほとんどのSIMカードと合う可能性が高いですが、

Android系は各社にカスタマイズされている事が多く、例えばXperiaXZ1というモデルでも、docomoから出ているものとSoftbankから出ているものでは拾える帯域が異なります。

 

検討しているプリペイドSIMの提供周波数帯を確認する方法

まずは各社HPでの確認を試みます。

ただ、いい加減なHPしかなかったり、記載言語が難しくてわからない場合もあると思います。

そういう場合は親切な日本人の方が提供してくださっている情報を検索しましょう。変化のスピードが速い業態ですので、出来る限り最新の情報を書いている方のページを見つけられたらベストです。

どうしても見つからない場合は、各社HPでどのキャリアの通信網を利用しているかだけでも調べてみましょう。旅行先で使えるプリペイドSIMは、その国の大手キャリアいづれかの通信網を利用したMVNO形式であることがほとんどです。だから、それさえわかれば、後は大手キャリア名で検索しなおす事でなんとかなる事が多いのです。

 

 

後は、SIMカードサイズや周波数帯がマッチングできた中で、一番気に入ったプランのSIMカードを購入するだけです。


ちなみに、入手場所は現地で入手する以外に、日本国内でも購入できる場合があります。

選択肢が少なく、価格が高め、利用している際に広告SNSが頻繁に送られくるなどのデメリットがあるものが多いですが、

出発前にSIMカードが確保できている精神的余裕や、初めてSIMロック解除する際に必要となる「他社のSIMカード」が手に入ること、設定方法の説明付き(勿論日本語で)だったりするメリットもあるので、必要な場合はAmazon等で探してみましょう。アメリカやアジア、ヨーロッパ周遊用などのプリペイドSIMが販売されていると思います。


でこぽんが初めて海外旅行にプリペイドSIMを利用した際も、SIMロック解除を出国前にしておきたかった&設定の不安があったので(実際は頂いた説明書の通りにはいかず、自力で何とかすることになりましたが、それもいい経験でした)、日本で事前購入しました。

行き先がハワイだったので、

 ↓ これ ↓

 

アメリカSIM h2o by KDDI

を、Amazonに出店しているYellow Mobile 日本事務局というお店から購入しました。

マーケットプレイスは怪しげなお店も多いので、事前に問い合わせをするなどし、信頼できるきちんとしたお店から購入してください。

 

 以上となります。

なんとなく海外でプリペイドSIMを使う準備のイメージを掴んでいただけたでしょうか?(ノω・;)